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オリンパス 35S / 35W / 35K

3769aa オリンパス 35S / 35W / 35K

昭和30年(1955年)6月、オリンパス35の後継機として登場した35-Sは、国産レンズシャッターカメラでは初となるレバー式フィルム巻き上げ機構、セルフコッキング機構(フィルム巻き上げと同時にシャッターがチャージされる機構)、さらに連動距離計までも搭載。斬新なアイディアが随所に盛り込まれました。

同年9月には、あのワイドブームの先駆けとなる35mmレンズを載せたオリンパスワイドを市場に出します、その2年後に準広角といえる40mmを載せ35Kを展開・・この後継機はシャッターをレンズの後に置いたビハインドシャッターを採用していたのです・・

レンズ交換式カメラを摸索していたのでしょうか、翌年の1958年にはビハインドレンズシャッター式のレンズ全群交換式のエースへと繋げていったのです・・・このアタリがオリンパスの独自・柔軟な発想の淵源なのでしょう・・・。

ただいま3機とも整備中 完成後ホームページにて販売予定。

4月3日:整備完了、ただいまカメラキッズHPにて販売中。     オリンパス35 S  :  XXXX円 
                                    
オリンパス35ワイド: XXXXX円
                                    
オリンパス35 K  : XXXXX円

2013年2月18日 完売しました ありがとうございます

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エンサイン セルフィックス 12-20

3768aa エンサイン セルフィックス12-20

エンサイン社の歴史は古く、かってイギリスにあったガラス乾板、フィルム、レンズ、カメラのメーカーであったHoughton:ホートン社が基礎になり、時代の変化で高級ウッドカメラのサンダーソン、フィルムのバーネットさらに光学機器のロスなどと合併を繰り返し、エンサインブランドのカメラを製造したイギリスを代表するカメラメーカーのひとつです。

エンサイン社はオートレンジは距離計連動の高級版、セルフィックスはファインダーのみの普及版のネーミングとし、製品番号は撮影可能枚数と使用フィルムを表し、12-20は120または620フィルムで6×6 判が12枚撮れますよ・・と言う具合に、例外はあるものの分りやすく名前をつけています。

当機はロス・エンサイン社が1950年中頃に発売した目測式のセルフィックス12-20、 特徴は620・120フィルム兼用としたところで、大きさと巻き取り穴規格の異なるスプールに対応するのです、このアタリが島国根性丸出しの自分にとっては魅力というか・・・思わず「ニクイねぇ・・」と言いたくなるのです・・・。

ただいま整備中、近日カメラキッズHPにて販売予定。

3月20日: 整備完了 カメラキッズH.Pにて販売中 XXXXX円
4月25日: 売切れました ありがとうございます。

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オリンパス ワイド II

3729aaオリンパス ワイド II
世界初となる広角レンズを載せた35mm判カメラオリンパスワイド、ノブ式のフィルムの巻き上げ機構を装備し、昭和30年(1955年)に登場します、 その後レバー式巻上げとクランク式巻き戻しを採用、シャッターも最高速度が1/300から1/500にスペックアップされたCOPAL-MXVをマウント。 当時主流の左右対称デザインを踏襲しながら新機構を組み込んでいるのです。

まだまだカメラが貴重品の時代、レンズ交換式の高級カメラでしか撮ることのできなかったワイド写真が、ライカ・キヤノン・ニコンに比べ手軽に美しく撮影できるとあって、オリンパスワイドは爆発的な人気を集め、その後のワイドカメラブームの先駆者となっていったのです。 当機はWの化粧ロゴが誇らしげな限定モデル・・こだわる方のワイドII。

ただいま整備中、近日カメラキッズHPにて販売予定。

3月11日:整備完成 ホームページにて販売中 XXXXX円

3月11日:売切れました 毎度 ありがとうございます。

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