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ビトマチック Ⅱ

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ビトマチック Ⅱ
いかにもフォクトレンダーらしさがあり、名付けられた Vitomatic:ビトマチックの響きが、この機械にはピッタリで、カメラ機構上の特徴を上手く言いえてる・・・自分は、そんな気がします。

ご存知 ビトーB・BL を発展させ、露出計・距離計連動式機構を搭載、見るからにタフな造り、シッカリとした質感は、さすがです、 ズッシリと手につたわる完成度の高さ、 またファインダーも大型で明るく見やすいのです。 見かけよりは、意外とコンパクト、そこがまたフォクトレンダーの凝り性と、几帳面さが入り混じってファンを魅了するところなのでしょう。

距離計など各部不具合無く動作しますが、念のため点検中、完成後カメラキッズホームページにて販売予定。

10月10日:整備完了 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円

10月10日:ブログ更新中に売り切れました いつもありがとうございます。

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プラクチカ IV 

2608aa ペンタコン プラクチカ IV 
1950年代の8角形のボディは、ペンタコンのいい時代の製品と言われます、フルメタボディの丁寧な機械加工されたパーツの組合わせは、今眺めても見事です。 左右対称がデザイン的に定番の時代、 レバー式の巻上げやクランクは実用本位とみなされたのか、カメラ底部には巻上げレバーを装備していますが、外観的にはノブ式に思えるまとめ方となっています。

ペンタプリズム一眼レフを完成させ、Ⅱ軸回転式シャッターに、切替式の絞り連動機構を載せ、近代一眼の形に近づいてきました・・でもクイックリターンミラーは、まだまだ・・・・。

焦点板のキメが違うのでしょうか、ピントの山も意外とつかみやすく、ミラーショックもおとなしいように感じます・・・・整備を済ませました・・・ピカピカではないのですが、まずまずのコンディション。  カメラキッズホームページにて販売中 XXXX円

9月21日: 売り切れました、いつも ありがとうございます。

 

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ROSSの引伸しレンズ レソルックス

2592aa イギリス製 ロス・ロンドン: ROSS RESOLUX 引伸しレンズ

頃は・・・1950年代のイギリス、ROSS:ロスをはじめTAYLOR HOBSON:テイラー・ホブソンや WRAY:レイなど競い合うようにして優秀な引伸ばしレンズを発表しています。

ROSS 社は意地をかけて製造したろうと思われる、見事な機械加工と仕上げの引伸しレンズです、RESOLUX(レソルックス)の名前に意気込みを感じてしまいます。

絞り表示は、今と違い露光量表示絞り目盛りを採用しています、例をあげますと・・・1の時1秒露光が適正なら、2の時は2秒、8の時は8秒の露光を当てればいい事が分かるようになっています、ある意味、暗室作業には分かりやすいのではと自分は思います。

クラシックな手にズシリ・・と感じるクオリティ RESOLUX...made in LONDON 
今回9cmと11cmを入手、11cmは ひさしぶりです・・・不具合無く作動中ですが、
念のため、ただいま整備中、完成後カメラキッズホームページにて販売予定。

10月28日:整備完了 カメラキッズホームページにて販売中

ROSS RESOLUX  9cm4 引伸しレンズ   XXXXX円  3月19日:売切れました ありがとうございます。
ROSS RESOLUX  9cm4 引伸しレンズ  XXXXX円 10月28日:ありがとうございます ブログ作成中に売切れました。
ROSS RESOLUX 11cm4 引伸しレンズ  XXXXX円 12月28日:売切れました ありがとうございます

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トヨカ 35-S

2585aa トヨカ 35-S
トヨカは横型二眼レフがあまりに有名ですが、初心者カメラ・二眼レフなど多種類のカメラを展開したようです。 頃は1960年前後、カメラブームに便乗する家内工業的カメラメーカの乱立、低価格で見栄えのする日本製カメラは当時輸出の花形だったようです。

あの戦争後、極東の敗戦国から予想だにしない低価格でドイツ製そっくりのカメラが怒涛のように送られてくるのを見て、輸入国のカメラメーカーは 「ぞっ」 としたでしょうねぇ

その後、あっという間にオート化された低価格のEEカメラ キャノネットなどの登場で時代に取り残される形で、トヨカ、サモカなども関連企業に吸収または消えていったのです。

今はIC回路と樹脂で出来たデジカメが主流、便利ではあるのですが・・・それに比べて、
あの頃のカメラはフィルムをアセアセと入れ、露出を悩みながら決定、ピントは目測で・・・さあ撮影です、もちろん現像が出来上がるまで結果は分りません、撮れてないかもしれない・・・すべて自分の責任というか自分の性能が結果になるのです・・・

慣れてくると話しながら・歩きながら、「せつな」を切撮る事が出来るんです、完成されたものの魅力とは違った、明日の機械というのでしょうか、あの頃のまだまだ・・というのも捨てがたいものです。

9月12日:カメラキッズ ホームページにて販売中 XXXX円

9月13日:売り切れました いつもありがとうございます。

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2590aa ニコンF2+ モータードライブ MD-2
『メカニカルカメラの理想形』というものがあるとするならば、Nikon F2 はそれに限りなく近づいた一眼レフといえるだろう。 コンセプトは『より使いやすい F の進化型』。 しかし、F ベースの改良型では開発できないと判断され、まったくの新設計で開発が進められた。
当時、日本は高度経済成長期であり、F2 の設計にも世相に同調した『より速く、より強く』が濃厚に反映されている。カメラがカメラとして輝いていた時代に作られた、最強のメカニカルニコンなのだ。【エイ出版社 絶対ニコン主義!より抜粋】

全く前述の通りで、F2の発表時から自分好みの機械で、ニコンFの面影が強く残りアクセサリーも一部を除き供用出来、スーパーシステムカメラの名前を欲しいままにする。無調整の電動巻き戻し式モータードライブは画期的でプロ市場にフィットし品薄となる、『モードラ』って言葉が流行り、ニコンファンの憧れ兼ステータスだったのです・・・嗚呼、いま眺めてもカッコイイ。

9月12日:カメラキッズ ホームページにて販売中  49350円

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アサヒフレックス II B

2568aaアサヒフレックス II B
1952年旭光学はアサヒフレックスⅠ型を国産初の一眼レフとして世に出し、後継機のⅡ型で世界に先駆けてクイックリターン式ミラーを開発、従来一眼の最大欠点とされたブラックアウトをクリアーするのです。

ペンタプリズム、自動絞りはまだまだですが、ベテラン職人により丁寧に作りこまれた全金属性カメラの持つ質感は、ペラペラのデジカメには無い存在感が魅力です。

年代に比して、不具合無く動作します、絞り羽根の油ニジミにより絞り環の動きが重い気がします、プリセット式ですから実用上関係ないのですが、念のため整備完成後、ホームページにて販売予定。

9月16日:整備完了 ホームページにて販売中 XXXXX円

10月28日:売切れました ありがとうございました。

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リコー オート66

2567aa リコー オート66
フィルムカメラは通常撮影では絞りとシャッタースピードの調節をカメラまかせとするプログラム露出システムが一般化してきた。リコーは二眼レフにもプログラム露出を採用した。
またデザインも在来の二眼レフとは一線を画するものとした。日本での評価は得にくいとの判断からおもに輸出用に生産された。二眼レフでプログラム露出システムを採ったのはローライマジックとリコーオート66だけ。 【リコーホームページ記事抜粋】

今 見ても、洗練された端整な姿、これまでのりコー二眼のイメージからは想像できません、前述のように輸出モデルとしたのも納得出来てしまう・・・

目立つアタリも無く、特に不具合無く作動中ですが、念のため整備完成後ホームページにて販売予定。

9月15日:整備完了 ホームページにて販売中 XXXXX円

9月15日:売り切れました、いつも ありがとうございます。

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