ミノルタ 35 IIB スーパーロッコール 50mm1.8 付

          P1810634

ミノルタ 35 IIB と ともにデビューしたアクロマチックコートの スーパーロッコール 50mm1.8


今は諸事情でカメラ産業から撤退された関西のカメラ総合メーカーのミノルタ・・・ウェブ記述を信用しますと、歴史は古く日独写真機商店として起業、1929年(昭和4年)には、1号機を屋号の日独写真機商店の「ニ」、フォトグラフィーの「フ」、カメラの「カ」を合わせて創った冠名のニフカレッテを発売されています。


その後 社名をモルタ合資会社、千代田光学精工株式会社を経て 次に紹介するミノルタカメラ株式会社となったのです。

                   

ニフカの後、1933年に田嶋一雄氏は『Mashinery and INstruments OpticaL by TAshima』の頭文字からMINOLTA:ミノルタと名付けたのです・・・これは仲良くしていただいたミノルタの技術者 S氏 から教えていただいたから間違いないはず。

 

属に言われる「 稔る田 みのるた 」は田嶋一雄氏の心映えを言っているのだと思います。

話を戻して、総合メーカーの面子にかけたのでしょう、いち早く ライカLマウントのレンズ交換式距離計フォーカルプレーンシャッター機と35ミリ判カメラとして、ミノルタ 35 Iを発売します。


各紙に上梓されている通り、当初は35ミリフィルム使用ですが、ニコンと同じく 24mmx32mmサイズだったようですが、雑誌記事によると自動現像機の普及により対応できるフォーマット
24mmx34mmに そして最終的には ライカと同じ24mmx36mm となり、レバー巻き上げにインプルーブされ ミノルタ 35IIBとして登場することになったのです。


          P1810639
不思議なことに、フォーマットが3度変更されても、ボディサイズは変わっていません・・・修理のオジさんは、このアタリに興味があるのか、「難しい事をやるなぁ・・」と独り言ちてる。

 

今回、レバー巻き上げとなった最終型のミノルタ35IIB 型に アクロマッチックコートの大口径 スーパーロッコール 5cm1.8 をセットご紹介できることとなりました。ブームの当時はレンズだけでも80,000~90,000円 は していましたからねぇ、とても手が出せなかったですねぇ   

 

外観はいいのですが、年代もあり シャッター低速ねばり、レンズの ヘリコイドなど固着状態・・・何とか生き返らせたくて整備とグリスアップを検討中、動きますように・・。


2023年9月22日   念のためシャッターを含め各部整備・グリスアップ、クリーニング を検討中、お時間をいただきま
2023年9月26日   整備完了しました』カメラキッズホ-ムページにて販売中  XXXXX円

2023年9月27日  レンズの拭きスレが どうしても気になるので、「何とかして・・」とのご希望があり
            代替レンズを探しております、もうしばらくお時間をいただきます。
  

 

|

マミヤ 35 クラウン 黒

          P1810638

マミヤ 35 クラウン 黒

この度は、良く分からないままの ご案内で 間違ったことを申し上げるかもしれませんので、ご注意のうえ ご覧いただきたいと思っております。

あるご縁で ご尊父様ご愛用だった機械を買い取ることとなった 中に含まれていた「マミヤ 35 クラウン」が 黒仕上げになっていたのです、自分の知る範囲では黒仕上げは無かったと思いつつ、「「思い込み」を避けるべく修理のオジさんに聞けど「修理したこと無いし、黒なんて出てなかったなぁ」で・・・

ファクトチェックではありませんが、朝日ソノラマの「国産カメラ図鑑」にも 記述無く、しかし、でも現物があるので ここでは「好きな人が 後塗り仕上げ」をしたんだろう・・と言う事にしておきませう、間違っても 限定モデル とか 幻の・・・など過度な ご期待はなさらないようお願いしておきます。

 

さて、その「マミヤ35クラウン」ですが・・・マミヤ35シリーズは1949年発売の「Ⅰ」から始まり1950年代のまさにレンジファインダー搭載レンズシャッター機の全盛期にたくさんのモデルが出ています。「Ⅲ」までは単にローマ数字のモデル名でしたがその後、「S」、「S2」、それから今回の「クラウン」、「エルカ」、「メトラ」…とモデル名にニックネームが付いていきます。


ただし…このモデル名 例外があるものの、ボディに刻印されていないのです…ボディに刻印されているのは基本的に「Mamiya」の名のみです。この時代にはありがちな話ですがモデルの判別は相当詳しい方か何か資料を見ながらでないと困難かと思われます。との記述をネットサーフィン中に見つけました、御参考ただければ 幸いです。

 

ともかく、ライトバリューで露出シフトの出来る機械で、修理のオジさんも「キレイにしたら楽しめるしなぁ」と整備を始めております。

 

2023年 9月22日  ただいま整備中、ファインダーもキレイに しとくわ‥とのお言葉です、どうなりますか?
2023年9月29日  整備完了 カメラキッズホームページにて販売中  6930円

 

 

 

|

テナックス Ⅱ イエナ・テッサー 搭載機

            P1810506

TENAX II w/Tessar 4cm2.8

 

テナックスって言うと 折り畳み式の蛇腹カメラを 自分は連想してしまうのですが、35mmでもテナックスと言う名の機械があり、フォーマットに特徴があるとの事・・・正直、扱いも初めてで詳しい方ではないので カメラのキタムラさんのウェブ記述を引用させていただいております・・・力不足はご容赦。

 

記述によると・・・戦前から1960年代にかけて数多くのカメラを世の中に送り出してきたドイツのカメラメーカーZeiss Ikon。35mmフィルム使用の最高級機であるContarexやContaxを筆頭にSuper Ikontaシリーズ Ikoflexシリーズなどフィルムフォーマットや形式の異なるカメラを同時にラインナップ。


搭載するレンズは最高級と謳われ、そして価格もまた国産品に比べると手の届かない高嶺の花でもありました。ただそんなZeiss Ikonもすべての製品が超高級というわけではありません。高級機から機能を省いた低価格モデル、レンズ交換ができないモデルなども製品化されていました。


とにかく戦前からたくさんのカメラがあり、今回ご紹介のTenax I,IIもZeiss Ikonが数多く作ったカメラの一つです。

Tenax I II 両者とも35mmフィルム使用のカメラで画面サイズは24x24、36枚撮りのフィルムでおよそ48枚撮影が可能でした。特徴的なのはフィルムの巻き上げ方法で、レンズ横に取り付けられたレバー(形状から招き猫とよばれる)を押し下げることで巻上げを行います。


Tenaxが作られた1938年当時ではレバー巻き上げは珍しく、ボディー上部のノブで巻き上げることが一般的でした。少しでも巻上げを迅速かつテンポよく行う方法として考えられた結果かもしれません。戦後に登場するIkonetteというカメラも招き猫タイプの巻き上げ方法を採用していることから、機能的には問題なかったのでしょう。


ところでTenaxはI型とII型があります。発売されたのが1938年ですので約75年前のカメラです。現在II型と呼ばれている機種が実は先に発売され、I型は翌年1939年の発売です。I型から順番に発売していれば不思議な感じもしませんが、なぜ後から発売されたのにI型なのかと考えてしまいます。


おそらくこれは順番を表す数字ではなく、あくまでも機能が高級のものを数字を上にするということなのでしょう。当時の高級機ContaxもIII型が露出計搭載、II型は非搭載と数字が多いほうが高級機でした。TenaxもII型がレンズ交換可能、距離計連動式、I型はレンズ固定の目測式距離合わせでした。・・・・と紹介されていました

 

2023年9月 7日   外観は目立つキズなど無くいい状態なのですが、シャッター固着、ファインダー曇りなど状態が良く     ありません!
               ツァイス贔屓の修理のオジさんも、何とかしたい様で 整備を検討中・・「しばらく時間を」と申しております。
2023年9月19日    整備完了 カメラキッズホームページにて販売中  XXXXX円

2023年9月21日   売り切れました いつもありがとうございます。

 

 

 

|

TDK カセットテープ MA-R 60 まとめて

             P1810340

【値下げしました】 TDK カセットテープ MA-R 60 まとめて(SONYのジャッカルは私物で、含まれません)

「メタルテープカセットを売ってほしいんゃ・・」との話が入り その方面に明るい修理のオジさんに相談すると、「ワシはオープンテープ一択やけど、内容/相場など ネットで調べるてみるわ‥で 次のウェブ記述にヒットしたとのことです、ご参考になれば幸いです。

                  *****

 

記述によると・・この頃よく知り合いの方から「カセットテープがいま流行りらしいですよ」と声を聞くことが多い。巷ではようやくカセットテープの再燃がささやかれているらしい。筆者が10年以上前からカセットテープの魅力について語ってきたことが世間で認識されるのは、正直言って嬉しい限りだ。

今回はそんなカセットテープの中でも当時なかなか買えなかったハイエンドのメタルテープを紹介させていただきたいと思っている。どちらかと言うと 今では伝説になっている貴重なものだ。日本でメタルテープが発売された1979年から90年までの景気が良かった時代に生まれてきた TDK の製品からMA-R型を見てみることにしよう。

まず1979年にメタルの申し子と言っても良いほど斬新なデザインで登場した「TDK MA-R」 ダイキャストにアクリル板を組み合わせたハーフは、テープが空中に浮いているような感覚で未来感を感じさせる。


                 P1810345

最大の特徴が金属製なので全体がひんやりしてずしっとくる重量がなんとも言えない満足感と、 きっと 持つ楽しみとなったと思われます。

                 P1810346

上部の録音防止の爪は方向を変えるだけで何回でも使え、そして中央寄りに開いた2個の穴がメタルポジションの検知用になります・・と紹介されていました。

                 *****

2023年 8月15日  今となっては貴重品の様で、ご依頼主さんとの相談から始めます、少しお待ちください。
2023年 8月15日  
値引き交渉 後の 価格で・・カメラキッズホームページにて販売中  90000円
2023年 8月15日   【値下げしました】・・の 価格で・・カメラキッズホームページにて販売中  79200円

 

|

ペトリ ハーフ

                   29864

ペトリ ハーフ

この度は 僕の趣味で 集まってきたような機械のご案内です。
初めての方は楽しんで、・・・またか の方も 改めて軽くお聞きおきいただければ 自分は 素直に嬉しいのです。

さて、ペトリのハーフサイズって随分前からあるような気がして調べてみると1960年発売と紹介されていた・・・と言う事はオリンパスペンの発売後あとを追うように発売されたと思われますが、 何故か自分はほとんど眼にすることなく、オリンパス・キヤノン・フジカのハーフカメラを持つ同じような趣味の同級生と 植物のように寄り添いて育ってきたためかもしれない、

 

社会人になる頃には、自分なりの選択眼が養われたようで・・・ヤシカセクエル、ラピード、コニカEYE などの個性たっぷりの機械を知るにつけ、マイナーな ペトリ の存在を知るにつけ 個性的なデザインに惹かれて 調べてゆくにつれ ペトリ ってなかなかのものだったんだ・・・と思って探してみると、意外や見つからなかったのです、

 

思い通りにならないと、ほ 欲しいの絶頂になるのは 自分の毎度の性で ヒツこさと 諦めの悪さに 親も呆れて「それだけ 勉強したら 医者になれるのにぃ 」と言われ我に返った記憶がある・・・今は適当に勉強して カメラバカ を演じている自分が一番かわいい。

 

 探し回っている時に「倒産した三流メーカーのハーフなんて・・」と馬鹿にされたような受け答えをされた店舗もあったから、きっとオリンパスに圧倒されペトリは営業的に苦戦を強いられたと思われます、生産数/生産期間も少なかったのだと 今は思っております。


この度、仕事仲間からペトリのハーフを 2種類 お預かりしました、ただ 年代もあり各部動作のねばり、持病の巻き上げレバーの戻り不具合と光学系のクモリなど、不具合な箇所が多々あり・・・ただいま整備中、動けばいいのですが、売り値の相談もありますし 
もうしばらくお時間を頂きます。

2023年 7月11日  ただいま整備中 もうしばらくお時間をいただきます。
2023年 8月22日  ハーフ E 型 整備完了、持病と言われる巻上げレバーの戻りも滑らかです、ホームページにて  XXXXX円

2023年 8月23日  売り切れました いつもありがとうございます。

2023年 8月25日  ペトリハーフ  整備完了、持病と言われる巻上げレバーの戻りも滑らかです、ホームページにて  XXXXX円

2023年 8月25日  売り切れました いつもありがとうございます。

|

コダック 35

               P1800930_edited1

コダック 35

さて・・距離計付きの コダック35 のご案内後、稀にではありますが 距離計の無い コダック35 の お問い合わせを頂く事があり、「それほど珍しい 機械でもなく 通販サイトなどで散見しますから そちらで・・」と返事をするのですが、思うものではないので、整備され 動く機械を 探している・・との事でした。

話が藪の中へ入りますが・・・この 初期型コダック35 に関して、自分が知る範囲の説明としてアメリカ・コダック社が初めて 1938年に 初めて パトローネ入り35mmフィルム:135規格 を使用するカメラ「コダック35」を発売したのです、今から85年前になります。


その3年後に距離計を搭載し ピント合わせと連動させたコダック35が発売されてますが、本機も並行して販売されていたと思われます、戦時中は軍用カメラとされた時期もあったようで、オリーブ仕上げとして 軍に支給されたと聞いております。


ネット上でも同様の記事を散見しますから、概ねそうなんでしょう。 外観に何か特徴のあるバッジ/エンブレムや型押し類があるのかと ebay でチェックしてみたのですが オリーブ色仕上げ、巻き上げ/戻しノブのローレット 以外特段違いは無いように見えました、ただ 黒仕上げの機械が まさか の値段で出品されていましたが 黒仕上げもあったのでしょうかねぇ? どなたが買われるのでしょうか?

       29815

見かけより クラシックな機械です、知らない人は 楽しんで、知ってる人は改めてご覧いただくのも楽しいものです。 

 

2023年 6月17日  何といっても 85年前、自分より年上ですから かなり 古いです、固着がはげしく
             整備を検討中で、どうなりますか?
2023年 7月22日  各部整備完了、年代もありセルフの代替パーツが入手出来ずセルフが使えません、
             前述内容にてカメラキッズホームページにて販売中  8800円

|

コンタックス I 型 w/Jena Sonnar 5cm2

              Contax-i  

コンタックス I 型 w/Jena Sonnar 5cm2

 

今回は 某コレクターより お預かりいたしました コンタックス I 型のご紹介となります。


正直、自分はこの機械が非常に高価だった時期を過ごし、手にすることなど「夢のまた夢・・」で、複雑なシャッター機構など良く分かっておりませんので、ご案内は ウェブ上の
マップカメラコレクションの記述を引用させていただいております・・・力不足はご容赦。

さて、ご存知の通り Ⅰ型以降の Contax もカメラ史にその名を残す名機達ですが、Ⅰ型にはそれらにない特別な オーラを感じます。“初代”ものにはその設計陣の並々ならぬ情熱が結実している物が多く、Contaxもその例に洩れません。


その超然たる感じはどこから来るのか、はて、これはなかなか難しい・・・
やはりその極度にシンプルな四角形とダイヤル類やレンズが作り出す円形、つまり円と矩形の形状のコントラスト、および、モロッコ革とブラックペイントで覆われた黒の精悍な容姿に操作部の金属の輝きが見事なコントラストを形成して、見る者に孤高のカメラであるとの印象を与えているように思われます。


35ミリ判カメラに先鞭を打ったライカがContaxⅠ型と同年に出した ライカⅡ型のシャッタースピードの
最高速が1/500秒だったのに対してContaxは?型から1/1000秒を組込み、レンズ取り付けは バヨネットマウントを採用しました。 

 

スクリューマウントとよりも格段にレンズ交換がし易く 機能面での大きな優位性を形にし、かなり先んじていたといえます 、ライカより 先駆ける歴史と国家規模の ZEISS/IKON 軍団に オスカー・バルナック グループ はたじろいだ事でしょう。


これは 自分が勝手に 思っているだけですが ライカを開発した オスカー・バルナック氏は、完璧主義ではなく、ある意味 「マイナス的思考」が出来たようで、アレもコレも と欲張っても どうせ出来ない、目標を決めて出来ることを積み上げていった結果が形になっている気がします、少人数の開発スタッフだからこそ 可能だったのでしょう。


止まれ、話をコンタックス I 型の戻します・・ここからが ツァイス・イコン軍団の 各開発者の意地の張り合いで 過剰設計とも言われる部分ですが
、後期のは2つのクサビ状のプリズムを回転させるドレーカイル方式なる距離計を組み込んで、極めて高い測距精度を出させています。初期のミラー式が最短から無限までで3度の回転角しかなかったのに対してドレーカイル式は回転角140度を要し、多少のズレをものともしません。


さらに その上、通常左右の距離計の採光窓に独立して設けるプリズムを一本のガラス棒で成形して
衝撃によるずれを回避しています。


ご案内となる 後期のⅠ型には、操作面での魅力もあります。幕速を変化させたことに起因して、シャッターダイヤルが一軸不回転式の4段階切替式になっています。この 難解で手間な操作感が楽しい!?

 

楽しいと思うのはやはり機械好きで、押すだけのデジカメ世代の方には 煩雑の一言なのでしょうけど、事務をお願いしているオバさんも「キレイなカメラねぇ」なんて言うから・・・機械式フィルムカメラというよりも 工芸品といったほうが、言い得ていると自分は思っております。


2023年 5月 5日  ただいま シャッター整備/レンズ・ファインダークリーニングと調整中 しばらくお待ちください。
2023年 6月 1日  整備/動作確認完了 カメラキッズホームページにて販売中  136400円

|

AI AF DC-ニッコール 135mm2 D

          28763

AI AF DC-ニッコール 135mm2 D

DCリンクの操作で、被写体の前後のボケ味を変化させることが可能です。

 

          28763_20230502223601           
              希望小売価格:187,000円(税別 170,000円)


ボケ味の美しさが際立つ、解放F2の明るい中望遠レンズです。他のレンズには無い特徴はなんといっても 被写体の前後のボケ味を変化させることが出来るDC(DEFOCUS IMAGE CONTROL)リングにあります。

円形絞りを採用しているため、自然で美しいボケ形状と、RF(リアフォーカス)方式の採用による鮮明な画像と素早いAF動作を実現しています機構的にインナーフォーカスなので 全長が変わらずバランスの良さは最高ですね


レンズの後群が動くので内部に小ボコりが入りやすく、ピント調節部に不具合のある物を散見します、修理のオジさんも「珍しいレンズやからなぁ、整備/クリーニングしてからやでぇ・・」とのことです。


2023年 5月  2日  ただいまク リーニング中 結構 複雑で 急がせないで下さい、よろしくお願いします。
2023年 5月31日  動作確認済み カメラキッズホームページ にて販売中 79750円
2023年 7月  8日  価格的に「もう少し何とかなれば、手が・・」と言ったお問い合わせがあり、仕事仲間と
            
相談しております、社内的な事務処理もあり、時間をいただきます しばしお待ちください。

2023年 8月12日  値下げいたしました、カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円

2023年 8月13日    売り切れました、ありがとうございます。

 

 

 

|

エンサイン ロールフィルム レフレックス

          P1800434_

エンサイン ロールフィルム レフレックス

資料雑誌によると
エンサイン社の歴史は古く、かってイギリスにあったガラス乾板、フィルム、レンズ、カメラのメーカーのHoughton:ホートン社が基礎になり、時代の変化で高級ウッドカメラのサンダーソン、フィルムのバーネットさらに光学機器のロスなどと合併を繰り返し、エンサインブランドのカメラを製造したイギリスを代表するカメラメーカーのひとつとのこと。

 

このモデルは、いわゆるボックスカメラをそのまま一眼レフに直したような構造となっています、エンサイン銘柄になる前は前述のホートン・ブッチャー社が作っていたもの。

構造的にボックスカメラ同様で、フィルム装填は、外箱から中箱を引き抜くような仕組み。シャッターはミラーの動きを利用したもので I とB の2速だけ、ピントは上蓋を開いて革製のフードをのばして磨りガラスのスクリーンに映し出された画像を見て合わせる一眼式。

フィルムは120タイプのフィルムが使えるので、ほぼ 100年前のカメラだけど、今でも使えるんです

 

そもそも あの頃のイギリス製の乾板カメラの仕上げは 職人技による手作りの高級感と品が あったのです、時代が変わってロールフィルム時代になってからはあまり職人技の生かせるものがなくなり、戦後しばらくして消えていってしまいました。

このカメラは第二次大戦前のカメラで、120フィルムを使う当時としては 手作り感が楽しめる 小型の一眼レフ風ボックスカメラ だったと思われます。


シャッターは遮光を兼ねたミラーと レンズ付きギロチンシャッター を合わせたもので、先幕をミラー自体が、後幕はレンズ側のシャッターが担うようになっています。簡単に説明すると、ミラーセットで構図を決め、レリーズする事でミラーが上がり、その後レンズ側のシャッターが働く閉ようになっているだけで・・・いま思えば 寒々しいの一言ですが、当時は画期的だったのでしょう。


決して近代一眼レフのような機構ではありません、ご期待された方には 申し訳ないのですが・・ご注意ください。 前述内容ためシャッター速度はインスタントとバルブだけで、絞りは32まで選べます、絞れば暗くなりピント合わせが しにくくなるのですが・・・。 レンズはロス製の f6.3とボックスカメラ同等のものを搭載。


ピント調節は カメラ前方上面にあるノブで調整します。 レンズは上蓋取り外しの関係もあるのか 無限位置よりも多く引っ込むようになっています、また シャッターチャージはピントフード前にあるレバーを持ち上げることで行います。


機能的には年代なりの動作を確認済み、この当時のものは おしなべて 劣化しており 同様な状態なのですが、 ピントフードの遮光壁が三つ折り式で 畳み込み癖のため、このままでは立上がり固定が出来ません、写真では 詰め物を入れイメージ写真としています。 年代もあり ピントガラスに積年のヨゴレなど・・・現状でのお渡しとなります。


価格的にも抑えておりますので、ご理解いただける方にお届け出来れば嬉しく思います。

 

2023年 4月25日  この時期、野暮用に時間を取られております、もうしばらくお待ちください。
2023年 4月26日  動作確認を済ませました カメラキッズホームページにて販売中 XXXX円

2023年 4月27日   売り切れました いつもありがとうございます。 

 

 

 

 

|

レバー巻き上げとなった ミノルタ35 II B型

          28743a

ミノルタ 35 IIB スーパーロッコール 50mm2付

今は諸事情でカメラ産業から撤退された関西のカメラ総合メーカーのミノルタ・・・ウェブ記述を信用しますと、歴史は古く日独写真機商店として起業、1929年(昭和4年)には、1号機を屋号の日独写真機商店の「ニ」、フォトグラフィーの「フ」、カメラの「カ」を合わせて創った冠名のニフカレッテを発売されています。


その後 社名をモルタ合資会社、千代田光学精工株式会社を経て 次に紹介するミノルタカメラ株式会社となっていったのです。

                   28744

ニフカの後、1933年に田嶋一雄氏は『Mashinery and INstruments OpticaL by TAshima』の頭文字からMINOLTA:ミノルタと名付けたのです・・・これは仲良くしていただいたミノルタの技術者 S氏 から教えていただいたから間違いないはず。

 

属に言われる「 稔る田 みのるた 」は田嶋一雄氏の心映えを言っているのだと思います。

話を戻して、総合メーカーの面子にかけたのでしょう、いち早く ライカLマウントのレンズ交換式距離計フォーカルプレーンシャッター機と35ミリ判カメラとして、ミノルタ 35 Iを発売します。


各紙に上梓されている通り、当初は35ミリフィルム使用ですが、ニコンと同じく 24mmx32mmサイズだったようですが、雑誌記事によると自動現像機の普及により対応できるフォーマット
24mmx34mmに そして最終的には ライカと同じ24mmx36mm となり、レバー巻き上げにインプルーブされ ミノルタ 35IIBとして登場することになったのです。



不思議なことに、フォーマットが3度変更されても、ボディサイズは変わっていません・・・修理のオジさんは、このアタリに興味があるのか、「難しい事をやるなぁ・・」と独り言ちてる。

 

今回、レバー巻き上げとなった最終型のミノルタ35IIB 型をご紹介できることとなりました。外観はいいのですが、付属レンズの ヘリコイドなど固着状態・・・何とか生き返らせたくて整備とグリスアップを検討中、動きますように・・。


2023年 3月29日   念のためシャッターを含め各部整備・グリスアップを検討中、お時間をいただきます。
2023年 4月  4日   シャッター機構の整備完了、レンズ整備完成後のお届け、ホームページにて販売中。 XXXXX円

2023年 4月  4日  売り切れました  いつも ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

|

«ドイツ製 スーパー イコンタ シックス IV 型 w/カール・テッサー 75mm3.5